ハリー・ポッターと謎のプリンス [図書館]
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
- 作者: J. K. ローリング, J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: 単行本
前半、本論にはいるまでの前置きが長い!そして、ゾクゾクするようなサスペンス性やワクワク感も少なく、淡々と進む印象。と言っても、面白くなかったわけじゃない。ハリーポッター・シリーズを通じて、最も重要な内容が語られている。困難や恐怖を乗り越え、大切な物を守るのに必要な力、それは愛である、ということ。これを伝えるために、その引き替えとして、あの人の死が必要だったのだろう。そして静かに語られる必要があったのだろう。
山口→広島 [研究室]
8月最終週は、山口の宇部で行われた国際生態系モデリング学会と、広島の宮島で行われた瀬戸内海フォーラムに参加。
数値生態系モデルをやっているものの、専門の先生に教わったわけでも、専門家のコミュニティーにいるわけでもないので、国際的な生態系モデルの世界に初めて触れると言っても過言ではない。が、アクシデントで一番聞きたかった講演が聴けず・・・ポスター発表をこなしに行ったみたいで、費用対効果は低かったです。
パーティーでは、演歌歌手登場。この人誰?たぶん外国人ウケを狙っての事だと思いますが、日本人は・・・
瀬戸内海フォーラムは、帰りに寄ったって感じです。宮島に行ったことなかったし。が、その割に収穫があってラッキー。
深江丸研究航海0609 何したか [研究室]
私のグループでは、大気・海水中二酸化炭素濃度(分圧)の連続観測を行いました。
と言っても、これは岡山理科大学の山下先生の研究テーマで、観測は岡山理大と岡山大学の学生に、うちの院生が加わって、三人でがんばってました。
私は山下先生の代わりに乗船して、遊んでただけです(苦笑)。
今回はとても揺れて、初日の夕方に友ヶ島水道を抜けてから長崎に着くまでの丸2日間、ずーっと酔いっぱなしの人がいるほどで、私も少し酔いました。その分、みんな上陸時はエンジョイしてました。
深江丸研究航海0609 [研究室]
深江丸に乗船してました!
深江~太平洋~長崎 関門経由の予定が、北の低気圧を避け南回りに変更し、~豊後水道~高松~深江 1週間の航海です。内容は・・・後日紹介・・・するのか?
取りあえず、長崎の稲佐山から見た深江丸。
御前ノ浜観測 地下水班は海から登場?! [研究室]
この観測のメインは地下水。
御前ノ浜から海にかけて、地下水湧出量の計測機を海底に設置。また、塩ビパイプを海底に突き刺して、地下水を採取して化学分析などを行います。結局私は、時間が無くて、一度も御前ノ浜にいけずじまい。海洋観測中に、沖から地下水班がうごめく様子を見ていました。
また、御前ノ浜で採った海水を瓶に分けて海面に浮かせ=海と同じ環境に戻し、水中のプランクトンなどの生物の日々の変化を分析する、現場法も行われました。
エピソードⅠ
海水処理をレクチャーしてくれたUさん。初日の海洋観測中に、御前ノ浜沖で我々の船に乗船。
学生「泳いで近づいてくる人いますよ。」
私 「沖で乗船するって言ってたけど、ゴムボートで来るん違うんや!。泳いで来はった・・・」
一同、唖然。その後も、阪神電車にスエットスーツで乗って、夙川と深江を行き来していたそうです。
エピソードⅡ
地下水の計測装置を海底に敷設するのに、船で引っ張って欲しいとIさんから要請あり。日が落ちてから御前ノ浜沖に到着。
私「浅いと船で近寄れないから、少し沖までケーブルを引いて、待ってるって言ってたけど・・・」
学生「あそこの海面に、ライト持って手を振ってる人いますよ!」
私「こんなに暗いのに、海中で一人で持ってんの・・・ゴムボート使えよ~」
二人とも呆然。設置後、彼は海へ帰っていきました・・・
いやあ、地球研の方々と観測すると楽しいです。黄河の観測でも、座礁体験しましたし。また面白エピソード作りましょう!
夙川観測 [研究室]
怒濤の5日間に、毎日観測していたのが夙川。
御前ノ浜に夙川から負荷される淡水量や物質量を押さえましょう、ということで、水温、塩分、流速観測、採水を行いました。ご覧の通り浅いので、流速計は使えません。一定距離の間、何度もテニスボールを流して、平均流速を求めました。
干潮の時に観測したのですが、河口の御前ノ浜はこんな感じ。
御前ノ浜観測-大阪湾コアサンプリング [研究室]
怒濤の観測の一日は、大阪湾中央部でのコアサンプリング。
この日私はむこ丸の船長。2人の研究者とダイバーさん、作業補助のT君を乗せて出港。水深20mでどうやってコアを採るのかなあ・・・と思っていたら、ダイバーさんが潜るのね。
海底に、腕が方ぐらいまでズボッと入るそうです。海底上3m位は、ほとんど視界が無いらしい。ああ、私もこの目で見てみたい・・・
初めの点で採ったサンプルは、船上で処理。数センチ毎に筒から押し出して、分析毎に容器に収められます。
この日は晴天でしたが、外洋からのうねりが結構入ってきていて、停船していると多少揺れます。サンプル処理のような細かい作業をすると酔ってくるようで、別の測点でダイバーさんが潜っている間、海中で待機(笑) 確かに揺れませんね。
大阪湾でコアサンプルすると言ったら、「ちきゅう」を見学したばかりの学生が「ドリリングするんすか!」って興味津々で聞きましたが、いやー結構地味ですよ・・・私も初めてだったので、とても参考になりました。
御前ノ浜観測0608 [研究室]
5日間、怒濤の海洋観測。
今回は、私のブログではお馴染み、地球研の新しいプロジェクト、地下環境プロジェクトの一環として、西宮の夙川沖の御前ノ浜一帯で、地下水観測と海洋観測を行いました。プロジェクト全体の目的はイマイチ理解していないません(汗)。ここでの観測の目的は、地下水起源の物質が沿岸海域の生化学的な環境にどの様に影響しているかを明らかにすることです。大阪湾規模で考える前に、まずは数少ない砂浜で地下水湧出が大きい?御前ノ浜沖で考えてみましょう、と言うことです(ホントかなあ・・・?)。
私の方では、奈良教育大学と一緒に、2日間、潮位変動に合わせて約3時間おきに海洋観測を行いました。水温・塩分などの物理観測と共に、採水を行って化学分析試料を採取。実験室で海水の濾過も行ったのですが、写真取り忘れ。
海底直上水を採水器で取ると・・・真っ黒!!でも、ヘドロではなく、さらっとした粒子でした。数分置くと沈降します。硫化水素臭もあまりきつくはなかったです(念のため書きますが、ウエストポーチに様に見えるのがライフジャケットです)。
気象観測をする奈良教育大の学生さん(これまた念のため書きますが、この後、正しい観測法を説明しました)。
いつもながらの林のこき使いように、学生達はヘロヘロ(あっ!こんな事書いたら、学生が集まらなくなるかも・・・)。でも、ワイワイガヤガヤと、それなりに楽しくやっていたようです(とか言ったら、学生に冗談じゃナイッスよ!と言われそう)。
この観測週に、先の修論発表もあって、ホント怒濤の一週間でした。