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御前ノ浜観測0608 [研究室]

5日間、怒濤の海洋観測。
 今回は、私のブログではお馴染み、地球研の新しいプロジェクト、地下環境プロジェクトの一環として、西宮の夙川沖の御前ノ浜一帯で、地下水観測と海洋観測を行いました。プロジェクト全体の目的はイマイチ理解していないません(汗)。ここでの観測の目的は、地下水起源の物質が沿岸海域の生化学的な環境にどの様に影響しているかを明らかにすることです。大阪湾規模で考える前に、まずは数少ない砂浜で地下水湧出が大きい?御前ノ浜沖で考えてみましょう、と言うことです(ホントかなあ・・・?)。
 私の方では、奈良教育大学と一緒に、2日間、潮位変動に合わせて約3時間おきに海洋観測を行いました。水温・塩分などの物理観測と共に、採水を行って化学分析試料を採取。実験室で海水の濾過も行ったのですが、写真取り忘れ。

 
海底直上水を採水器で取ると・・・真っ黒!!でも、ヘドロではなく、さらっとした粒子でした。数分置くと沈降します。硫化水素臭もあまりきつくはなかったです(念のため書きますが、ウエストポーチに様に見えるのがライフジャケットです)。


気象観測をする奈良教育大の学生さん(これまた念のため書きますが、この後、正しい観測法を説明しました)。

 いつもながらの林のこき使いように、学生達はヘロヘロ(あっ!こんな事書いたら、学生が集まらなくなるかも・・・)。でも、ワイワイガヤガヤと、それなりに楽しくやっていたようです(とか言ったら、学生に冗談じゃナイッスよ!と言われそう)。
 この観測週に、先の修論発表もあって、ホント怒濤の一週間でした。


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