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バラスト水調査の協力船視察 [研究室]

 科研費で、船舶バラスト水による生物拡散に関する研究を行っている。何が問題かは、"ここを見てもらう"として、現在はどの様にバラスト水を処理するかに視点が移っている。
 しかし、ほとんどの場合、バラスト水と生物の因果関係は証明されておらず、本当にバラスト水で持ち込まれたのか、その海域の環境が変化しただけなのかは藪の中。そもそも、バラスト水中にどの程度の生物や化学物質が含まれているかさえ調査されてこなかった。この研究では、外航船のバラスト水を採水して生物化学分析を行っている。その協力船を訪船し、実際の採水作業を拝見した。
 LNG船の中を見たのも初めて。また別で行っている大規模地震と津波による船舶避難の研究に関連して、コンビナート近隣の港湾も見たかったので、色んな興味を同時に満足できた。
 これまでの調査で、バラスト水の輸出先(日本)の海水より、輸入先の海水の方が色んな数値が高い、とか外洋でも沿岸並の生物がいて外洋でのバラスト水交換でいいのか?など、調査したから解った事実が色々と出てきている。

      
"某社のLNG船"。厳しい出入管理。 ブリッジからデッキ上。  バラスト水サンプリング中。

 ところで、TB先を探していて、JAMSTECの研究員のブログを見つけたので、リンクに加えてみました。


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就職ガイダンス [研究室]

 就職ガイダンスは大入り満員(写真取り忘れ、残念!)。1学年分が来た。
 午前・午後で企業が入れ替わり、海事科学部(神戸商船大学)から数多く就職している海運、物流、造船、電子機器製造関連の企業、約90社がお越し下さった。東京など遠方からも多数。学生は6~8社ほど回ったようで、東京までこの数の学生が、これだけの企業を訪問する時間と費用を考えると・・・?!このガイダンスの意味は大きい!
 "私が前にいた会社"からもお越し頂いた。最近の動向を聞きたかったのだが、学生達の活発さに気後れしてしまった・・・他にも、私自身よく知らない業種があるので学生に混じって聞きたかったのだが・・・来年はスーツ着ていくか?(転職先探し?)
 うちの研究室の院生達も奮闘していた。本番は、これからですよ~


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機内で映画 [シアター]

 フィリピン往復の飛行機の中で映画鑑賞。

  Just like heaven
 ゴースト、或いはゴーストになりかけている人が、心残りのために特定の人だけに見える形で現れるパターン(ゴースト、黄泉がえり、恋は舞い降りた、など)。心残りを清算して旅立つ場合と戻ってくる場合があり、これは後者。ベタベタのラブストリーなので、こういうパターンが好きな人はいいかも。出張の途中じゃねえ・・・

 In her shoes 主演:キャメロン・ディアス
 実は仲良しなのに、性格が真逆のため大ゲンカの耐えない姉妹が、父親によって隠されていた母方の祖母の存在を知る。一家の過去をさらけ出すことで家族の絆を取り戻す、というパターン。
 もう1つ、働き続ける姉や身を削るように遊ぶ妹と、祖母が住むケアハウスで人生を謳歌するリタイヤ組のコントラストから、幸せについての価値観を表現していると思う。これもベタと言えばそうだが、コントラストのつけ方が上手い。また、悲しいエピソードがいくつも出てくるが、それらを全て幸せに変えて行く、実に前向きな作品。
 気に入ったのは、音読の苦手な主人公が寝たきりの元教師に詩を読むところ。ゆっくりと、かみしめるように読む。ボランティアだけど、むしろ主人公が言葉の美しさと深さを学び取って行く。静かだが、とて奥深いシーンだと思う。
 ネット上でも、割と評判が良い模様。"このブログに詳しく書いてあります" 何で靴かが気になる方は、映画を見て下さい。


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就職ガイダンス&インターンシップ説明会 [研究室]

 明日1/27日(金)に、神戸大学海事科学部2年生を対象に、インターンシップ説明会が開催されます。また、1/29(土)には、会社説明会が開催されます。
 学部生には是非大学院に進学して欲しいですが、いずれは就職することになります。また、大学院修了後の就職先が研究と直結した所になるとは限りません。むしろ、学部卒と同じような就職活動を展開することになるでしょう。ですので、どの様な進路であろうと、
・学部2年生 > インターンシップを体験すること。会社説明会も覗くこと。
・学部3年生&院生 > 会社説明会に参加すること。
を強く勧めます。もちろん学部1年生も参加することが好ましい。情報収集は早い方がよい。
 船に乗りたい、とか、機械メーカーで働きたい、など漠然と考えているだけでなく、実際にどの様な仕事なのか、具体的なイメージを描くチャンスです。積極的に参加のこと。

 もともと海事科学部(神戸商船大学)は海事関連(船会社、倉庫。・物流関連)に強く、就職氷河期といわれる時期でも就職率90%以上を確保してきました。なので、選り好みせず真面目に就職活動すれば、どこかには決まるので、比較的のんびりしています。
 が、企業側の人事に対する制度や価値観は変化していますし、海事科学部としては幅広い分野に進出して欲しいと期待していますので、変化する今の時代は我々にとってチャンス到来と言えます。
・学生さん > 積極的に就職活動を展開して、自分の能力を発揮する機会を得て下さい。
・企業の方 > 一般大学の学生にはない能力や視点を持った学生が多数います。


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The Catcher in the Rye [図書館]

  「ライ麦畑でつかまえて」を、まだ読んでいなかった。村上春樹の翻訳バージョンが出たので読んだ。この物語は好きになれない。


キャッチャー・イン・ザ・ライ
 


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肩がパンパン [研究室]

 土曜はセンター試験の試験監督。かなり気を遣うので、いつもヘトヘトになるが、今回は初のリスニングテストのため緊張ひときわ。受験生も大変でしょうが、監督する方も大変なんよ。未だ肩は張ったままです(フィリピン疲れも残ってます)。
 リスニングテストは、深江キャンパスではトラブルなく終了。は~よかった。私が担当した試験室の受験生は非常に落ち着いていた。ほとんどが同じ高校の様で、しっかり対策してきているのね。同じタイミングで進むので、ページをめくり、急にピタッと動きが止まり(問題を聞いている)、緊張がほぐれて回答をマークする、という動作が一斉に行われる。監督者は音のない世界にいるが、受験生はプレーヤーに操られて整然と動く。(普段はバッラバラなのに?)、この整った動きを見ていて、少し笑えた。
 試験監督中は、今、大地震が起こったらとか、包丁を持って乱入してきたらとか、突拍子もないアクシデントが起こった時どうするかを考えている。最近は、起こる可能性あるからねー


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フィリピン大学訪問 [旅行]

 JSPSがスポンサーのプロジェクトで、マニラ湾の低次生物生産環境について研究中。我々の研究成果を持って、フィリピン大学の共同研究者を訪問した。
 行ってビックリ。関連研究室の学生達も集まり、ちょっとしたセミナー状態。その後、共同研究者だけで集まり、突っ込んだ話をディスカッション。我々の次のステップに必要なデータや、こちらの知らなかった情報などが提供され、非常に有意義だった。
 午後は、研究対象のマニラ湾とマニラ近郊を流れるPasi河を視察。排ガスの中を延々歩く。
 かなり、ヘトヘトの3泊4日だったが、それだけの収穫はあり。宿題も山。誰か助けて~

   
セミナーの様子 & 学生さんの研究室 & マニラ湾(どこの国も海辺にはアベック?!)


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海洋気象学会2005年度第2回例会のご案内 [研究室]

 ”海洋気象学会2005年度第2回例会”が、2/21ここ神戸大学海事科学部(深江キャンパス)で開催されます。例年第2回例会は気象学会関西支部との合同例会。まさにAir-Sea!
 我々の研究グループからも、大量参戦。来場自由なのでお時間がある方は是非!
 ちなみに、プログラムには載っていませんが、終了後懇親会が予定されています。


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Mr. & Mrs. Smith [シアター]

"Mr. & Mrs. Smith"

 いや~面白かった。もう1回見てもいい。あり得ない設定やコメディータッチ、派手なアクションはご承知の通り。色んな見方があると思うが、どう見ても楽しい。
 Mrs.の方は割り切れないものを割り切ろうとするのに、Mr.が未練がましいんだ。男性は、未練がましい方がうけるのか? Mr.に実は再婚だったと告白されたMrs.が、いつもは冷静なのに、カーチェイスの真っ最中にヤキモチを焼いてMr.をぶつシーンがlovely。


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冬季休業終了 [研究室]

 研究室は大賑わい。大学院生とゼミ(もう一声!)。年末に行った実験の続きをしに来た学部生(〆切日当日かい!)。帰省していた学生達のお土産のお菓子の山(もう半分なくなった・・・)。
 いつもなら、4年生が船舶実習に行くため1~3月の研究室はがら~んとしていて、集中して仕事が出来るのですが、今年はそうはいかない模様。院生が大勢いるのと、学部生も2人いるので。
 ですが、今年の私自身の研究計画は非常にtight。自分自身の仕事も、着実に進めましょう。


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