硫黄島 [シアター]
硫黄島二部作を見ました。
「硫黄島からの手紙」のタダ券が手に入ったので劇場へ。その後、出張の飛行機の中で「父親たちの星条旗」を。
渡辺兼さんは、「硫黄島からの手紙」は日本映画だと思ってる、と言ってるようですが、今の日本映画だと、もっと情緒的に描くのではないかなあ。黒澤明監督の頃の日本映画ならあり得ると思いますが(って、評論出来るほど詳しくありませんが)。
「父親たちの星条旗」は、ストーリーに関し全く予備知識なしだったので、意外なストーリーに、へえーでした。
いずれにせよ、戦争で、どんな形でも傷ついた人は全て被害者だということです。
ウルトラマン40周年 [シアター]
気づけば2月も終わりかけ。真っ白の月は、かつてない・・・あったか?とにかく更新!!
で、何故かウルトラマンメビウス。
ウルトラマン40周年だそうで(おっと、誰かさんと同い年やん!)、昨年、神戸を舞台にした記念映画が公開されました。
ストーリーは、昔ウルトラ兄弟が神戸沖の海底に封印した怪獣が復活して、新米ウルトラマンのメビウスが兄弟の力を借りつつ立ち向かうというものです。詳しくはサイトを見てください。
その中に、海の異変に気づく神戸の海洋生物学者というのが出てきて、その研究室に使う絵が欲しいと依頼があり、何枚か提供。DVDが出たので見たら、実際に使われていました。
PC画面に映っている画像
右端の壁に貼ってある図
ちなみに、台本も拝見し、海温→水温の間違いと指摘したのですが、直っていませんでした・・・でも、当初、怪獣が海底に沈んでいるような設定だったのを、神戸沖は水深15m位なので寝てたらお腹出ませんか?(苦笑)と指摘したら、怨念が封印されているようなイメージになっていたので一安心。
それはさておき、DVDで一番大喜びした部分はエンドロール。ウルトラマンやセブンなどの懐かし映像、そして記念パーティー?の様子が流れて、思わず繰り返しみちゃいました。
そのうえ、先日なにげにTVを見ていたらメビウスをやってて、海洋学者さんやタロウも登場。その上南夕子までが!!(←解る人はどう世代)
映画とTV放送が連動しているようです。思わず、毎週見ようかと思いました。
天満天神繁昌亭 [シアター]
大阪に落語の定席が復活!ということで、大阪天満宮横に出来た繁昌亭のこけら落とし公演に行ってきました。
これが外観。作り(素材や風合い)は現代やわね。全額寄付で作ったので仕方なし。器より中身です。
ちなみに私も一口寄付したので、提灯に名前が入りました。
舞台の上にずらっと並んだ提灯。私のは、舞台に向かって左前方の端っこ。
文字が壁側でなくてよかったあー こんな感じです。
この日はこけら落としの最終日で、念願の染丸師匠を聴きました。大満足です。
昼席の当日券は2,500円なのですが、休日ふらっと入るには高いような・・・市場を考えるとライバルは映画だと思うので、当日2,000円が限度じゃないかなー
やっと理解? [シアター]
ダ・ヴィンチ・コード@シアター [シアター]
これは、かなり面白かったです!!
宗教的背景を少々知らなくても、ミステリー&サスペンスとして見ても、かなりおもしろいと思います。何しろ題材が、誰でも多少は知っている事だから、全く架空の、見も知らぬ”犬神家”の隠された過去を追うより、圧倒的に興味深い。しかも、どこまでが客観的事実、或いはほぼ実証された推理なのか、そしてどこからが立証されていない推理、或いは全くのフィクションなのか、その境目が解らない事が余計興味をそそります。”これはフィクションです”と強調すればするほど、興味が増しますね。
もちろん、何でやね!と突っ込みたくなるような事も多々ありますけど。例えば、秘密を知るためにあれだけ手を尽くしている割に、その秘密、そんなに巧妙に隠されているとも思えない・・・。地図の通りに行かなくても、あれだけのことやるんなら、他に方法あるだろ!と思っちゃう。まあ、フィクションですから!
サイトはこちら
本は・・・今も全く読む気ありません。そもそもミステリー&サスペンスに興味がないので、手に取る気にはならなかったのですが、興味はあったので映画に飛びつきました。周りの何人かは、先に本を読んでから・・・と言ってますが、どうなのかなあ・・・もちろんベストセラーですから、面白いのでしょう。
映画三昧 洋画編その後 [シアター]
映画三昧 洋楽編 [シアター]
海外旅行、飛行機の10時間エコノミーシート、つらい! 時差調整のため、一切寝ない時、出来るだけ寝る時、どちらもつらい。
サンフランシスコからの帰りは前者に該当。ここぞとばかり、映画を4本見た。他のフライトでも見て、日本未公開や上映中もあったり。中には、タイトルをメモるの忘れたり・・・。取りあえず列挙。
Tristan Und Isolde (2pc) (Sub Ac3 Dol Dts)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2004/03/09
- メディア: DVD
*ラスト・ホリデー
3週間の命と勘違いした女性が豪華旅行をする。旅行先で・・・最後はハッピーエンドのコメディー。少し前に日本でも公開していたが、ウェブ上には痕跡なし!
*ローマン・ホリデー
超有名映画も、なにげに見ました。考えたら、隠し撮りなんて、ひどいよね!
*??(タイトルメモ忘れ)
大家族のパパが親離れを寂しがり、昔の思い出の地に一家で休暇へ。ライバルのお隣さんと張り合い・・・最後はハッピーエンドのコメディー。花嫁のパパ2に主演男優だと思う。
*??(タイトルメモ忘れ)
記憶喪失になった元CIA工作員が命を狙われ、真相を追う。主演:バック・デーモン、と思ったが、こんな俳優いないようだ。
*??(タイトルメモ忘れ)
神経が衰弱して休みをほしがる殺し屋の話。最後はハッピーエンドのコメディー。
タイトルわかる方、教えてください!
やっぱ、飛行機では、なーんも考えずに見られる映画が揃ってますね。
映画三昧 邦画編 [シアター]
休日、何となくぼーっとケーブルTVを見ていて、気づくと沢山見ていた。気が向いたら、一つずつコメントするつもりですが、取りあえず列挙。
そう、下の3つは、言わずと知れた尾道三部作。監督は全て大林宣彦さんで、全てに尾美としのりさんが出演していることも、書く必要ないか。
かもめ食堂 [シアター]
素敵な作品でした。
肩をなでてくれるような、全身をマッサージしてくれるような。食堂に集う人たちだけでなく、海岸を歩くおじさんも猫も、森も海も、美味しそうな料理の数々も、全てが心を解放してくれる要素になっています。
何故こんなに心地よく感じるかというと、登場人物たちが揉みほぐされていくから、見てる方も気持ちよくなるのだと思う。みんなそれなりに訳ありで(小説版にはそのあたりも書いてあるらしい)、何となくかもめ食堂に集うようになるのだけど、主人公だけが癒しパワーを持っているわけでなく、互いが安らぎを与えあってるから、全体にほのぼのとした雰囲気が生まれたのでしょう。
映画でなくてもいいのでは、との意見もあるようですが、ビジネスホテルであんまさん頼むのと、アロマオイルの香り漂うアジアン・リゾートでエステするのと、どっちがいい?ってことでしょう(わかりにくい比喩でしょうか?)
ナビィの恋 [シアター]
ずっと見たかった作品。
これはミュージカルだと思う。沖縄の伝統音楽はもちろん、ラテン系?の音楽とのセッションも見応えあり。おじぃが、三線を奏でながら即興で唄うのもラブリー。唄と共に物語が進む。
おじぃは、おばぁに行って欲しくなくて、大切な牛を売ってマッサージチェアを買ってあげたりしてアピール。でも、おばぁの決心にいち早く気づき、快く送り出す。とても可哀想なのだけど、何だか楽しそうでもある。
おじぃ役の方は三線の名人らしいが(ストーリー、エピソードなど、こちらのブログでどうぞ)、演技か天然か解らないところが多々あり、これがまたいい。縁側で孫娘を唄う、演技?アドリブ曲? 演芸会で客席に座りながら手だけ踊ってしまう(周りは誰も踊っていない)。あれは絶対天然! とてもいい味が出てる。おじぃサイコー。ホント、すてきな映画だ。