SSブログ

ハリーポッター [図書館]

 冒険大活劇系が好きである。例えば「未来少年コナン」「トムソーヤの冒険」「キャプテン・ハーロック」。そして「ハリー・ポッター」が登場し、見事にはまった。Nimbus2000をデザインしたブックマーカー(たぶん日本未発売)を持っている。新作を予約する始末。そして、一気に読むべく時期を選んで読み始める(実は、予約する意味なし)。
 物語はどんどんサスペンス調になり(「アズカバンの囚人」など結構怖かった)、主人公達の成長に伴って自我・人格・個性が強くなる。「炎のゴブレット」で英雄になったハリーだが、はっきり言って「不死鳥の騎士団」では大嫌い。(私にとっては)イヤなヤツと化したポッターが、次号でどう展開するか楽しみだ。
 映画は、以前飛行機で「秘密の部屋」を見た。先日TVで「賢者の石」が放送された。ストーリーは原作に実に忠実で、それなりに楽しいが、何となく大人しいというか、想像力を膨らませて読んでいる方がもっと劇的だ。登場人物のイメージも、私が考えていたのとちょっと違う。例えばダンブルドアの線が細い。俳優の実年齢と物語のギャップが出てきている模様。サーガの映画化は難しいねえ。


ハリー・ポッターと賢者の石 (1) ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3) ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ファンタジーか? [図書館]

黄金の羅針盤(上)
 ファンタジーには、人間とコミュニケーションできる風変わりな生き物がつきもの。ここでは、守護霊として人間と一心同体のダイモンが登場。そして、その存在が物語の核となる。下巻も、いずれ読もう。
 実は解説を読むまで、描かれている世界がパラレル・ワールドとは気づかなかった。「ソフィーの世界」の時もそう。読解力が進歩していない・・・

しゃばけ
 時代物だが、中身はファンタジー。で、定番の風変わりな生き物は妖怪。病弱な若旦那を、手代に化けた妖怪が守る。でも最後は若旦那の力で問題解決。これ、のびた系でなく、実は若旦那、病弱だけど切れ者だった。
 出張の移動中に読み始め、1日で読み上げた。おもしろかった。


黄金の羅針盤〈上〉しゃばけ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

嫌われ松子の一生 [図書館]

 本や映画の話は別のブログで書いていたのだけど、あちこち面倒になってきた。実名で書いても問題ないこと?!はこっちで書くことにしよう。
 出張中に一気に読んだのが嫌われ松子の一生 (上)

嫌われ松子の一生 (上)&下

  • 作者: 山田 宗樹           主人公、松子の一生が、本人の語りに
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎      よって、時間軸に沿って進む。
  • 発売日: 2004/08           それと交互に、松子と関わった人々が
  • メディア: 文庫            もう一人の語り手を通じて松子をひもとく。

                    両者がシンクロする瞬間を目指して、一気に読み進んだ。これは手法の勝利。ドラマティックでもあるし、映画化されるのも解る。

 が、何だか聞いたことある様な話をくっつけているだけじゃないか?結局何がいいたいんだ?とも思う。松子は、自分の人生を切り開く能力がある。でも、それは誰かに認めたいから。動機は何でもいいのだが、人にすがってしまう体質のために、結局は人に振り回され、自分を見失い、突き落とされていく。我に戻る時もあるのに、長続きしない。たぶん、あの名刺を見つけても、同じ事が繰り返されるだけじゃないかな。理不尽な不幸物語ではなく、なるべくしてなった不幸だと思う。

 批判的に書いてしまったが、多くのブログで取り上げられている模様。話題性はアリ。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(4) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。