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海洋学入門@FSU [FSU]

FSUで聴講している3つの講義の話です。
 私がお世話になっているB教授のELEMENTARY OCEANOGRAPHYの様子を撮影しました。前に、受講生が300人と書きましたが、何とx3でした。この講義は全学部対象の基礎科目のようで、大教室で1日3回同じ講義をやっています。つまり最大900人・・・ひょえ~[あせあせ(飛び散る汗)]

海洋学1.JPG
大画面2面で、とても見やすくなっています。TAが2名付いています。教員はwireless mikeを付けて講義。

海洋学2.JPG
この建物、外観は平屋のように見えますが、中は階段状になっていて、2F構造。これだと、後ろの方が見えない、聞こえない、って事がなのでいいですね。背中合わせに、もう一つ教室があります。
実際の受講者は、初日に比べると結構減りました。これはどこも一緒?
それでも、これだけの人数に対して、しかも文系・理系まぜこぜなので、興味を持たせて、75分間集中させるための工夫が凝らされています。聴講して大正解!とても参考になっています。

あとの2つは、大学院と学部の高学年が一緒のクラスで、BASIC CHEMICAL OCEANOGRAPHYとMARINE MICROBIAL ECOLOGYです。いずれも20名ぐらいの受講生。写真を撮るのは、遠慮してます。
が、どちらの講義も3日間ほどの野外実習が含まれていて、両方参加できそうなので、そこでは写真を撮りまくるつもり。前者は船でメキシコ湾に出て、5測点ほどで海洋観測。後者は、FSUのCoastal & Marine Laboratoryに滞在して、沖で採泥した後、培養します。
研究室の湖での地下水観測は保険の関係で参加できなかったので、よけい楽しみ!やっぱfieldよね~

さて、講義を聴講して真っ先に思ったのが、日本の学生との決定的な違い。声を出すこと。
教員が学生に向かって質問をすると、日本ではシーン・・・特定の学生に当てても答えないことさえあるのに対し、こちらでは皆が口々に答えます。また、講義の途中で自ら質問します。日本では、せいぜい講義が終わって聞きに来るぐらい。
つまりこちらの学生は、講義を単に聞きに来ているのではなく参加している、非常に能動的です。たぶん大学以前でも同じようなスタイル、授業に対する考え方だったのでしょう。授業料分の価値を知識の形で正当に求める姿勢は、実にまっとう。
なかには、最近日本でよく見かける”勘違い”学生と同じような人もいるのかもしれませんが、少なくとも私の周辺には見あたりません。”大学”って感じです(苦笑)

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