SSブログ

2008年3月研究航海 [研究室]

研究航海の”おまけ”ばかり書いていましたが、一応本体の様子も書かないと、旅行やん!と思われるので。

 今回は燃料節約のため、これまでとは逆回りで、瀬戸内海を通った後、豊後水道から太平洋に出て、紀伊水道に入って深江に戻りました。詳細は神戸大学海事科学研究科付属練習船深江丸のサイトをご覧下さい。
 寄港地は前に書いた高知のみ。私には穏やかな航海でしたが、太平洋航行中は船酔いしていた人もいるようです。私は、そんなに船に強くないんだけどなあ。酔うことあるし、リバースもするし、ボンクに張り付いてる時もあるし・・・さすがに今回はないけど。

 それはさておき、今回の内容は、いつもの?温暖化ガス測定。大気だけでなく、海水中の濃度も測定して、大気-海洋間での交換量や、温暖化に果たす海洋の役割を研究。
 今回は、神戸大学海事科学部と岡山理科大学、それぞれ新4年生(乗船時3年生)ばかり4人で、二酸化炭素と一酸化二窒素を測定。すでに岡山大学の牛窓にある臨海実験場で観測を行い、広ーい実験室を使って、地面の上で観測作業を一通りマスターしてきました。そして次の舞台が、ぐるんぐるん揺れる船の上の、4人も入ると身動きできない狭い部屋。勝手が違って大変だったようですが、”見た目”大きなトラブルはなく、無事終了しました。本当にトラブルがなかったかは、データ解析してからのお楽しみ。

コピー ~ PICT4476.JPG  コピー ~ PICT4461.JPG
N2OコンビとCO2コンビ

私の研究室は学生が完全に入れ替わったので、今回の学生はリスタート1年目の学生。じっくり行きます(←微妙なニュアンスですが、詳細は申しません)。

にほんブログ村 環境ブログ 大気・水・土壌環境へ  にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ  にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。