ポンド観測 [研究室]
神戸大学海事科学部は、(国立大で?)キャンパス内に港を持っている唯一の大学、というのが一つの売り文句になっています(した?)。
このポンド沖で地下水湧出量を計測している事は何度か書いていますが、この観測にも関連して、卒業研究の一環としてポンドとその沖合の海洋観測を行いました。
このあたりの海水構造は潮汐の影響が大きいので、大潮時期に36時間、約3時間毎に水温、塩分、流速などの隔時観測を行いました。この後、小潮の時も何度か計測&深江丸の出入港前後の観測を行います。
最終的に見たいのは、
・ポンド沖の水収支に地下水がどの程度寄与しているか?
・ポンドの通常の海水構造や海水交換がどのようになっており、深江丸の出入港がそれらにどの様な影響を与えるか?
です。前者は、8月に実施予定の別の観測の予行演習的な意味もあります。後者は、最終的には赤潮で真っ赤っかになるポンドの環境を改善するにはどうすればいいか?の予備調査です。
とってもローカルなテーマでなので、これをどんな風にこじつけて?外に示すか、悩みどころです。
クロロテックと電磁流速計の設定作業(卒研生が林にどやされつつ・・・)
アスマンで気温&湿度観測
沖合は船で観測。
学部生&院生 おつかれさまー
お、この船も大学のですか? やっぱ、いいですねー、海での観測がすぐできて。
by MANTA (2006-07-28 12:56)
色々手続きはありますが、中?(500トン)~極小(手こぎボート)まで取りそろえております(笑)
by かっぱ (2006-07-29 15:20)